【大理石のケア】
大理石は非常にデリケートな素材です。
強い洗剤で「落とす」よりも、素材を傷めない「予防清掃」を行うことが美観を長く保つポイントとなります。
『大理石』には下記の種類があります
| 種類 | 主成分 | 素材の性質 | 主なメリット | 主なデメリット |
|---|---|---|---|---|
| 天然大理石 | 天然の石 (石灰岩) |
自然な模様 高級感のある本物の石 |
唯一無二の美しさ 高級感 |
・酸に弱い ・シミ/傷がつきやすい ・高価 |
| 人造大理石 | 砕いた天然大理石 + 樹脂 or セメント |
天然石を固めた人工石 | 天然石に近い質感 強度が高い |
・酸に弱い ・重い ・種類により性質が異なる |
| 人工大理石 | 樹脂 (アクリル/ポリエステル) |
樹脂で作られた人工素材 (大理石成分なし) |
加工しやすい 色柄が豊富 水に強い |
・酸には比較的強いが 長時間放置は変色の可能性あり ・熱に弱い ・傷がつきやすい |

特に注意が必要な『天然大理石』についてのよくあるご質問
Q. 大理石の水垢は洗剤で落とせますか?
軽度な汚れであれば可能ですが、すべての水垢が落ちるわけではありません。
大理石の水垢は
・皮脂汚れ
・石鹸カス
・水分の拭き残し
などが原因の場合があります。
このような軽度な汚れであれば、弱アルカリ性洗剤による洗浄が有効な場合があります。
ただし、ミネラル分が固着した白濁や変質については、洗剤で除去することはできません。
Q. 酸性洗剤で水垢を落としても良いですか?
使用できません。
大理石は炭酸カルシウムを主成分とする石材の為、酸性洗剤を使用すると表面が化学反応を起こし、溶解・白濁・艶引けの原因となります。
一時的にきれいになったように見えても、後から白く濁ったり艶が失われるケースが多く、修復には研磨が必要になる場合があります。
Q. バスライト100は大理石に使えますか?
日常清掃・予防用途であれば使用可能です。
バスライト100は浴場用として設計された弱アルカリ性洗剤で、刺激性が低く日常清掃向けの製品です。
・使用後は水でよく洗い流す
・水分を残さず拭き取る
・目立たない箇所で事前テストを行う
これらを守っていただくことで、大理石の予防清掃に適した洗剤としてご使用いただけます。
Q. 大理石が白く曇っているのですが、汚れですか?
汚れではなく、表面が変質している可能性があります。
白濁は
・酸性洗剤の使用
・不適切な研磨
・長期間の水分残留
などによって起こる表面ダメージのケースが多く、洗剤では元に戻りません。
この場合は、研磨による表面調整が必要になります。
Q. メラミンスポンジや研磨剤は使えますか?
推奨しておりません。
メラミンスポンジや硬い研磨剤は
・細かい傷を付ける
・艶を不均一にする
・かえって水垢が付きやすくなる
原因となります。
研磨が必要な場合は、専門業者による大理石専用の微粒子研磨・表面調整を行ってください。
Q. 大理石をきれいに保つ一番良い方法は何ですか?
洗剤で落とすことよりも、汚れを残さないことです。
・使用後に水分を拭き取る
・定期的に弱アルカリ性洗剤で軽清掃
・酸性洗剤を使用しない
この日常管理を行うことで、大理石の水垢トラブルは大幅に防ぐことができます。












